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2010.01.20
Reclamation
http://www.kongregate.com/games/ZekeBrill/reclamation
QIX、というよりまんまヴォルフィードなフラッシュゲーム。
プレイヤーは周囲にいる敵に触れないようにフィールドにラインを引き、覆った部分が自分の陣地となって、フィールドのxx%(大抵は75%)を占有すればレベルクリアとなるPuzzle。
ヴォルフィード同様、レーザーなどパワーアップが多彩でSTG的な要素が付加されている。が、このReclamationはちょっとカジュアル過ぎる。引いている最中のラインに敵が触れても何も起こらないのはヌルいし、レベルの作りも後半は大味な感じだ。
クリアしたレベルからいくらでも再スタートできるので、ゴリ押しで一気にクリアしてしまった。フラッシュゲームらしく、時間があるときに1周する分にはそれなりに楽しめるが、やり込むには値しない。QIXをやり込んだ方がいい。
ところで私がQIX系のゲームを初めてプレイしたのはアーケード版ヴォルフィードなのだが、このゲームの本当の面白さを教えてくれたある老人との出会いが忘れられない(といっても直接コンタクトを取ったことはないのだが)。
あれは私がとある町のタイトーで、デモ画面に興味を引かれてヴォルフィードをプレイし始めたばかりの頃だった。その頃の私は1コインで4面くらいまで行ける程度で、まあタイトーに寄った際に1,2ゲームプレイするくらいだったのだが、そのタイトーにある日、1人の老人が現れた。
見た目がどう見ても70代くらいなので、私は孫でも連れてきたのかと思ったのだが(当時のゲーセンへの認識を考えると小さい孫を連れてくるような場所ではなかったが)その老人はおもむろにポケットの財布から100円玉を取り出すと、何と1人でヴォルフィードをプレイしだしたのだ!
私は他人のプレイを観戦するのが好きな方なので、後方からじっと見守っていたのだが、普通に考えてこの老人がまともなプレイをするとは到底思えない。だが、彼のプレイ方法はどこか普通と違った。むやみに陣地を広げていくのではなく、線を延ばして巧みに敵キャラクターを誘導して閉じ込めていく。
そしてボスをミジンコみたいに小さくして追い込んでから、動き回るボスの一瞬の隙をついて「スッ」と線を引く。全ての敵が消滅し、画面には「99.9%」の文字(クリアを目指すだけならAC版は80.0%でいいのだが、より高いスコアを目指すにはリスクを背負ってより広い面積を占有する必要がある)。私はそれを見て驚愕してしまった。その老人は次のレベルも、その次のレベルもハイスコアをマークしながらクリアしていく。私は彼のプレイからこのゲームのコツを学んでいき、その老人のことを「ヴォルフィードじいさん」と心の中で呼ぶことにした。
その後も何度かヴォルフィードじいさんをタイトーで見かけたが、私が序盤のステージを90%台でクリアし終盤まで進められるようになった頃、ヴォルフィードは店内から撤去され、じいさんもどこかへ去っていった。きっと別の町のゲーセンへヴォルフィードを探しにいったのだろう。
