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2009.10.23
ゲームの連続プレイ時間
インド人ゲーマーが『Grand Theft Auto IV』で“ゲーム連続プレイ時間”のギネス記録を達成
この手のゲームのプレイ時間を競う話はたまに出てくるが、私がいつも思ってるのは何も考えずに数値だけで競うと全然フェアではないということ(競うことの意味や価値は置いておく)。
今回の話はGTA IVのゲームプレイ時間を競うものだが、例えば以前はFPS
24時間耐久をやったというイベントに関して「私ならWoWを3日間はずっとプレイできる」というようなコメントがついていたりした。しかし、単位時間あたりの疲労度というのはゲームプレイ内容によって大きく変化するので、こういった比較はほぼ無意味であると思う。
* ジャンルの問題
MMORPGを30時間ぶっ通しでやるのとFPSを30時間ぶっ通しでやるのでは疲労が全く違う。適当に動き回って延々とMob狩りを30時間繰り返すのは、それなりの体力があれば誰でも可能だが、激しく動き続けるFPSを本気で30時間続けるのは至難の業。
* 取り組んでいる課題の難易度の問題
シングルプレイのRTSはいつの間にか10時間くらい長々とプレイしてしまうことがある。これはゲームの展開がゆったりしており、ゲーム中の課題についても好きなペースで考えられるからである。しかしAoEやWC3のような対戦型のRTSのマルチプレイを、同程度のレベルの相手と10時間競い続けるのはハードな仕事となる。これは1つの問題に費やせる判断の時間が非常に短く(基本的にコンマ数秒~数秒くらいしかない)、またショートカットキーを連打して両腕を絶え間なく動かし、画面も頻繁に切り替わるからである。
また同じシングルプレイの中でも、勝てるか分からない戦いを長時間続けるのと、雑魚狩りを長時間続けるのではやはり疲労度が大きく違う。
* 本人のやる気の問題
ゲームオーバーになってもいいという条件なら、本気でAimして全力で相手と戦うのと、鼻くそをほじりながら適当に戦うのでは疲労度が全く違う。
このように、異種ジャンルどころか、同一のゲームであっても厳密なルールなしに競うことは全くのアンフェアであり、競争にすらなっていないと言える。ウォーキングとランニングで連続移動時間を競うくらい競争になってない。
では以上のような問題点を踏まえた上で平等に競争するにはどうしたらいいのか。競争する際は当然タイトルを同じにした上で、例えば「Thief: TDPの難易度Hardを1周8時間以内のペースでプレイし続けた中での連続プレイ時間を競う」というように、最低限の実力を発揮し続けさせる環境を条件付けた上でプレイ時間を競うべきである。目的は単純な耐久力勝負なので、この条件は技量差が出ない程度にかなり緩めに設定する。
