HardQore Final
(Quake 4 Mod)
Last Updated: 2009.10.09 / First Edition: 2009.10.09
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ダウンロード
導入手順:
まずQuake 4 v1.4.2にHardQore Final (Beta2)をインストールする。インストールにはインストーラー版で自動で行う方法と、解凍したファイルを手動でQuake
4のインストールフォルダにコピーする方法の2種類がある。次にHardQoreのv1.4.2用のパッチをダウンロードし、解凍して出てきた3つのファイルをhardqoreフォルダ内に上書き保存する。
Mod開発がある程度盛んなゲームでは、大抵リリースしてから間もなく「これぞこのゲームのModの決定版!」と呼べるような傑作Modが生まれる。それは例えばDoom
3にとっては
Classic Doom 3にあたるだろう。そしてQuake 4にとっては、このHardQoreなのだ。
HardQoreは、本来3D FPSであるはずのQuake 4を、80-90年代前半にかけて流行した横スクロールアクションに変更してしまうもので、Modのパターンとしては最近の王道の1つだ。しかし、その完成度はズバ抜けている。私はQuake
4のシングルプレイがかなり好きで3周したが、ボリュームを抜きにすれば本編より面白いかもしれない。
- Quake 4を横スクロールアクションに変更
- 収録されているのは全て専用のオリジナルマップ
- 弾薬は基本的に無限(RLのみ有限)で、最初から最後まで撃ちまくれる
- プレイヤーは横軸と縦軸の動きしかできない
- ゲームプレイはおよそ30分におよび、難易度はやや高め
ゲーム性はいたってシンプルで、ただひたすら走りながらクリックしっ放しで銃を乱射し、眼前に立ち塞がる無数のストログを肉塊にし、トラップをジャンプでかわしていくだけである。しかしノリノリのBGM、瞬きする暇もないほどのペースで出現する雑魚敵、テンポが良く適度な歯応えが感じられるバランスの良い作りが、このModを単純にして痛快な娯楽に仕上げている。
例えばある場所では、プレイヤーは次々に壊れていく足場を渡るために、ノンストップで敵のいるキャットウォークの上を駆け抜けなければならない。銃を撃ち続けながら前進し、倒しきれない敵がいたらジャンプで頭上を飛び越えて先に進むしかない。またある場所では前後から次々に敵が襲い掛かってくるので、忙しく銃を左右に振り回しながら進まなければならない場面もある。
HardQoreは全体が興奮を途切れさせない作りになっており、ジェットコースターに乗っているかのように否応なしに突き進まされる。恐らく通常のゲームなら3時間はかけさせられるようなボリュームを、30分で一気に突っ切ることになる。このスピード感が非常に心地よい。
何でもないことのようでありながら、2Dへの違和感のない移行、ストレスのない操作性やカメラワークなどを、5人の有志が無償のModという形で実現させたことは高く評価されるべきだろう。全て独自のカスタムマップで構成されているのもポイントが高い。レベルデザインに関しても1つ1つのレベルにユニークな仕掛けが施してあったり、背景が宇宙空間や吹雪に変化したりと、飽きさせない工夫が見られる。
反面、難易度面での配慮にはやや欠けるところがあり、全体的にHealthパックが少なく、レベルが切り替わっても非常に低いHealthのまま戦わされるなど、瀕死の状態が持続しやすいことがややストレスであった。またベースとなったQuake
4の性質上仕方ないのかもしれないが、敵の攻撃を目視してからかわすことは困難で、やられる前にやるという感じで突撃とジャンプを繰り返すプレイになりがちなのも残念な点だ。この辺はModとして強引に作ったが故の歪みなのだろう。
しかしそういった指摘は重箱の隅をつつく行為でしかないように思える。シンプルなModなのでハッキリ言ってこれ以上解説するようなことはないのだが、簡素なようで中身がギッシリ詰まった、稀に見る完成度の高さだ。昔ながらの横スクロールアクションが好きな人も、Doomのような撃ちまくりFPSが好きな人にも、とにかくプレイしてみて欲しい良質のModである。
なお現在このチームはメンバーを入れ替え、
HardQore 2というModをDoom 3用に製作中である。
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