Battle Grounds 2 v1.5a
(Half-Life 2 Mod)
Last Updated: 2009.10.15 / First Edition: 2009.10.07
Half-Life2 Mod
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注:本作をプレイするにはHalf-Life 2とHalf-Life 2: Deathmatchをインストールしておく必要あり
(と書いてあるがHL2: Deathmatchはインストールしてなくても遊べた)
第二次世界大戦を扱ったFPSは星の数ほどあるが、それ以前の時代を舞台としたFPSは数えるほどしかない。何故ならWWIIこそが人類史上最も有名で激しい戦いであると同時に、この時代は銃器も飛躍的な進歩を遂げていて、なお且つ現代戦のように性能が高過ぎる程でもないという、FPSをゲームとして成立させるには非常に都合の良い時代だったからだ。逆にそれ以前の17-19世紀頃の銃は、今から見ると性能が恐ろしく低くて1分間に数発の銃弾しか撃てず、それを忠実に再現した場合はゲームとして非常に地味な内容になってしまう。
Battle Grounds 2は、そんな時代の戦いの1つであるアメリカ独立戦争(1775-1783年)を舞台にしたSource ModのFPSである。このModでは、プレイヤーは地獄のようにリロードが長い銃と頼りない近接武器を手に、アメリカ軍とイギリス軍に分かれて戦いを繰り広げることになるのだ。
- アメリカ独立戦争を舞台としたマルチプレイ専用FPS
- 通常はマップ上にある全ての旗を奪った軍の勝利となる
- 4つのクラスはそれぞれ装備が異なり、上位クラスは人数に制限がある
- 武器のリロードには1発毎に5-10秒のリロード時間が必要となる
- リロード中はキャンセルが不可能で、移動にも大きな制限がかかる
- リアル寄りのバランスで、銃の命中精度は低く、1-2発の攻撃でほぼ死亡する
- およそ10秒毎に援軍到着という形でリスポン
- この時代の武器の性質上、20人以上の大人数でプレイすると盛り上がる
銃の性能が全く違う以上、このゲームでは通常のFPSのセオリーのほとんどが通用せず、専用の戦い方を考えなければ全く敵を倒すことができない。
まず全ての武器は1発しか込められないという制約があるので、射撃を外してしまった場合は必然的に「隠れてリロード」か「突撃して接近戦」の二択となる。ここで通常のFPSの癖で、相手が数秒以内に接近できる間合いでリロードを行ってしまうのは完全な誤りで、リロード中は足が遅くなりジャンプもできなくなるので、あっという間に間合いを詰められて銃剣の錆となってしまう。
よって射撃を外したら、すぐ近くに物陰があり安全にリロードできる、という条件が揃っていない限りは突撃して近接武器を振り回すのが基本となる。そのためこのゲームはFPSでありながら4,5人が固まって銃剣で突付きあう泥仕合になりやすく、ダメージの半分は近接戦闘で稼ぐようなバランスとなっている。
なお余談となるが、現実にはこの時代の銃は訓練された兵士でも1分間に3発程度を撃つのが限界であり、ゲーム内ではこれでもかなりの超速でリロードを行っている。
Battle Groundsの醍醐味と言えるのが数人でラインを作っての一斉射撃で、"Open Fire!!"の掛け声と共にバスバスと敵の体に風穴を開けていくのは最高。ラインバトルの提案があったら横一列に並んで射撃に加わってみるといいだろう。
マップは通常のFPSとは異なり、非常に見通しが良く障害物や曲がり角がほとんどない場所での戦闘となる。普通FPSでこんな開けた空間を歩くのは無謀なのだが、本作は銃の性能が著しく低いために、遠距離からの狙撃で殺されるようなことはあまりない。マスケット銃をしゃがみ撃ちしても点を狙った狙撃はできず、アイアンサイトも構えてから1秒くらいは狙いが定まらない作りなので、正確な狙撃はかなり難しいゲームである。
HL1時代から存在し、長年のアップデートによってマルチプレイModの中でも高い完成度を誇る本作は、リリースから数年が過ぎた現在でも常時数十人のプレイヤーがいるという、一般のModとしてはかなりの人口を誇る作品となっており、今でも大人数でのラインバトルを繰り広げることが可能である。
最大の欠点は日本から接続するとPingが良くて150くらいというラグい環境にあり、1発必中が求められる本作では残念ながらまともに遊べる環境ではない。しかしながら人口は多目で、2009年10月現在、30人以上の大人数戦を楽しむ機会も十分にあるので、あまりシビアに考えずに"Freedom!"と雄叫びをあげながら18世紀歩兵戦を味わうお祭りゲームとして遊ぶことが出来る。。
* ゲームプレイ動画
Half-Life2 Mod
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