GPU 性能比較 - 2011年5月版

Last Updated: 2011.05.25 / First Edition: 2011.02.19
ハードウェア


大雑把な分類

ウルトラハイエンド (6万〜)
高解像度で全ての設定を最高にして遊びたい人向け
GeForce:GTX 590
Radeon:HD 6990


ハイエンド (3万〜6万)
最新の重めのゲームでも快適に動かしたい人向け
GeForce:GTX 580
Radeon:HD 6970


ミドルレンジ (1万5千〜3万)
手頃な値段で最新ゲームを中〜高設定で遊びたい人向け
GeForce:GTX 570/GTX 560 Ti/GTX 560
Radeon:HD 6950/HD 6870/HD 6850

Nvidia GeForce

GPU名 レビュー SP数 TMU数 ROP数 コアクロック メモリクロック メモリバス幅 メモリ容量 最大
消費電力
GTX 590 512基 x2 64基 x2 48基 x2 608MHz 3414MHz 384bit 1536MBx2 365W
GTX 580 512基 64基 48基 772Mhz 4008MHz 384bit 1536MB 244W
GTX 570 480基 60基 40基 732MHz 3800MHz 320bit 1280MB 219W
GTX 560 Ti 384基 64基 32基 822MHz 4008MHz 256bit 1GB 170W
GTX 560 336基 56基 32基 810MHz〜 4004MHz〜 256bit 1GB 未公開
GTX 460 1GB 336基 56基 32基 675MHz 3600MHz 256bit 1GB 150W

AMD Radeon

GPU名 レビュー SP数 TMU数 ROP数 コアクロック メモリクロック メモリバス幅 メモリ容量 最大
消費電力
HD 6990 1536基 x2 96基 x2 32基 x2 830MHz 5000Mhz 256bit 2GB x2 375W
HD 6970 1536基 96基 32基 880MHz 5500MHz 256bit 2GB 250W
HD 6950 1408基 88基 32基 800MHz 5000MHz 256bit 2GB 200W
HD 6870 1120基 56基 32基 900MHz 4200MHz 256bit 1GB 151W
HD 6850 960基 48基 32基 775MHz 4000MHz 256bit 1GB 127W

表の見方

ゲームを目的にビデオカード購入する際に候補となるであろう、主なGPUの性能比較表。流通しなくなったモデルは除外して掲載している。念のために書いておくと、GPUを積んだカードがビデオカード(VGA、グラフィックカード/ボード)である。

ビデオカードは他のパーツと比べ複雑化しており、単純に1つの要素の比較で優劣を決めることはできない。GPUによって得手不得手が存在し、またドライバの完成度によってもパフォーマンスが変化するので、正直なところ数字の比較より実際のベンチマーク比較を見た方が手っ取り早い。またビデオカードはベンダー(販売会社)によって価格、性能(オーバークロックやクーラーの差)、サポート体制などがいくらか異なっているので注意。

GPU名をクリックするとTSUKUMOの価格比較へジャンプ。レビューは4Gamerへ飛ぶ。

私の環境と実感

OS: Windows Vista
CPU: Phenom II X4 965 @ 3.6GHz
メモリ: 4GB
GPU: GeForce 460 GTX 1GB

昨年の11月頃からの構成。普段の画面解像度は1920x1080で遊んでいる。

この環境だと、まず最近発売された中でそこそこの重さを持つ「Crysis 2」程度なら、極端に重い処理をかけなければ高設定でサクサク動かせる(40-60fps程度)。ここ数年の3Dゲームの多くは、ミドルレンジのカードがあれば十分なビジュアルとパフォーマンスを確保できる状態にある。この辺のニーズを満たすのがGTX 560 Ti辺りのカード。

一方で「The Witcher 2」のような重いゲームを動かす場合、ミドルレンジのカードではやや力不足と言える。設定を下げればそれなりに快適に動かすことができるが、明らかにグラフィックの質が落ちる感じで、最高設定にするとカクカクしてしまう。これから発売される重いゲームを快適に動かすにはGTX 570HD 6970あたりのカードは欲しいところだろう。

用語解説

GPU名 基本的に同シリーズなら、下2桁の数字が大きい方が高性能となっている。また例えばNvidiaなら「460」など60がつく名前のGPUをミドルレンジに持ってくるなど、名前が製品の立ち位置を表している。ただし名前についているアルファベットや数字が、メーカーにとってどのような意味合いを持っているのかは安定しておらず、時期によって多少変わってくる。
SP数 ストリーミングプロセッサ数。現在の3Dグラフィックスで重要なシェーダ処理を行う部分であり、この数はGPU性能に大きく影響する。以前は頂点シェーダやピクセルシェーダなどでバラバラに処理していたのだが、統合型シェーダで柔軟に処理可能となり効率化が進んだ。なおNvidiaとAMDで搭載している数が大きく異なるが、元々設計が異なるので、異なるメーカーと単純に数で比較することはできない。
TMU数 Texture Mapping Unitの数。TMUはテクスチャマッピングの処理を行うユニットのこと。もちろん多い方が良い。
ROP数 ROPはRendering Output Pipelineの略。ピクセルパイプラインの演算結果をメモリに書き込むかの検証し、また実際に書き込みを行うユニットの数。高解像度でゲームをプレイする際に特に重要となる。アンチエイリアスの処理を行うのもここである。
コアクロック GPUの動作クロック。高いほど良い。なおシェーダクロックというものもあり、NvidiaのGPUだとコアクロックの倍の値となる。AMD製ではコアクロックとシェーダクロックは同じ値になる。
メモリクロック ビデオカードに搭載されているメモリの動作クロック。高いほど良い。この表では実際に何MHz相当になるかを表す実効クロックを書いており、実クロックはこの数分の一である。製品仕様にはたまに実クロックが書かれている場合もあるが、別にその製品のメモリクロックが異常に低いわけではない。
メモリバス幅 メモリがどれだけのデータを一度に送れるか。大きいほど一度に送れるデータ量が増えるので、これもGPUの性能に直接的に影響する要素。稀に価格を下げるためにこのメモリバス幅を絞ってしまったビデオカードもあり、いわゆる「地雷」である。
メモリ容量 VRAM(Video RAM)とも。そのビデオカードに搭載されているメモリの容量。メインメモリと同じで容量が大きいほどいいのだが、必要量があれば十分で、そこまで重要ではない。
最大消費電力 その名の通り、消費する電力の最大量(公称値)。



関連記事



All trademarks and trade names are properties of their respective owners.
Copyright (C) GAME LIFE All rights reserved.

ニュースヘッドライン
スポンサードリンク