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「Call of Duty: Black Ops (SP,Co-op)」

Last Updated: 2010.11.14 / First Edition: 2010.11.14


Call of Dutyの現在の立ち位置
「Call of Duty: Black Ops(以下CoD:BO)」の成功は、発売したその日に確実なものとなっている。欧米での販売本数合計は560万本にも達し、この数値はエンターテイメント史上最高の立ち上がりと言われた前作「Modern Warfare 2」を90万本も上回る。

CoD:BOの内容自体は、堅実で優等生的な、誰もが想像する「Call of Dutyの新作」に留まっている。それは他のエンターテイメントの分野にも見られる、言ってしまえば「巨大企業が巨費を投じて行う、売れる定型の繰り返し」である。

だがそういった「目新しさが無い」とか「ライトユーザー寄り」といったイチャモンをつけるのも、既にナンセンスになっている。CoDシリーズは、大多数の消費者が求める「毎年やってくる超大作」であり、Activision Blizzardにとってのドル箱であり、メディアのとっての飯の種である。凝ったことしてリスクを背負う必要などどこにも無い。いつもの形で世に出せば、誰もが幸せになれる(「昔のCoDと比べると〜」と言い続けるPCゲーマー以外は)。

パブリッシャからもユーザーからも「変わらないCoD」を求められ、それを提供し続けているのが、今のCoDである。そしてこの流れは、消費者がそれに飽きるまで繰り返されるのだろう。



冷戦時代を戦う
CoD:BOの時代設定は、第二次世界大戦と現代戦の中間、冷戦時代と呼ばれた1960年代にに合わせられている。冷戦という名称は、実際には米ソは睨み合い探り合いを続けるだけで、血塗れの戦い(熱戦)を行わなかったためについた名だが、周辺の国々ではお構いなしに血塗れの代理戦争が行われていたため、FPSの時代背景としても全く問題なく使えるわけだ。

ゲームが始まると…というかゲームが始まる前から、君はいきなり電気椅子の上で拷問を受けている。ここはどこだ?モニター室からは意味の分からない質問が繰り返されている。

CoD:BOでは、いきなり拷問を加えられている主人公(現在)が、尋問に反応する形で過去のことを遡りながらストーリーを追っていき、何故自分がこのような状況に立たされているのかが徐々に明らかにされていく。冷戦時代を反映してか、ストーリーも陰鬱さを感じさせるダークなものとなっているのが1つの特徴と言えるだろう。

武器はAK47やMP5など、定番のものが多数登場する。性能は全体的に高めなので敵を倒すには困らず、弾もその辺にいくらでも落ちているので、弾切れを心配する必要は全くない。ゲームバランスも過去のシリーズにそっくりで、難易度Normalなら非常に早い自然回復を盾にランボーのように戦うことも可能。

シングルキャンペーンのボリュームはNormalで7-8時間といったところで、過去作品と同程度に収まっている。
タブーと残虐性
MW2の民間人虐殺シーン導入でメディアの関心を引きつけ気を良くしたのか、CoD:BOでも積極的にタブーを犯してやろうという姿勢が感じられる。その中でも代表的なのが、冒頭でのキューバのカストロ暗殺シーンである。

この中でカストロは、一緒に寝ていた女をヒューマンシールドとして使った上に脳天を撃ち抜かれるという悲惨な扱われ方をしており、現実世界のキューバから抗議を受けている(実際には×××なのだが)。

この他にもベトコンなどは相変わらず残酷な方法で殺されることが多く、日本語版では「四肢が飛ばない」といった修正が入る予定。Soldier of Fortuneにハァハァした諸兄なら海外版を入手するしかないだろう。
Zombieモード
World at Warで予想を超える好評を博した「Zombieモード」は、クリア特典ではなく最初からアンロックされている。専用マップは今のところ2つ用意されており、最初から遊べる「Kino der Toten」と、クリア後にアンロックされる「Five」がある。ゲームのルールはWorld at Warと同じだ。



Zombieモードでは1-4人までのプレイヤーが協力してゾンビと戦うことになる。白いシルエットの前に立つと武器を購入することができるので、まず適当な武器を手に入れてから配置につく。ゾンビは壊れた窓やドアの向こう側からやってくるので、それらの前に立ってバリケードを修復し、なるべくゾンビをプレイヤーのエリアに入れないように戦う。

Waveが進むに連れてゾンビの耐久力は高くなっていき、段々と防衛が難しくなってくるが、同時に新しいルートも開けてくるはずだ。新しいエリアにはより強力な武器やミステリーボックスが配置されているので、タイミングを見て全員でエリアを移動し、より有利な状況で戦えるようにしなければWave 10以降を戦うことは難しいだろう。
Dead Ops Arcadeモード
このモードは隠しモードとして最初はロックされている。アンロックには特殊な手順を踏む必要があり、やり方を知らないと普通遊べないだろう。アンロックする方法は、まずメニュー画面でSpaceキーを素早く連打して電気椅子から脱出してから、近くの端末にアクセスして、そこで"DOA"と入力する。するとアーケードゲームのような画面が立ち上がるので、しばらく放置しているとDead Ops Arcadeが始まる。オンラインCo-opも可能で、一度遊んだ後はZombieモードのマップ一覧からアクセス可能になる。




DOAモードは昔ながらのトップダウン視点のTPSとなっており、内容的にはCrimsonlandやNation Redに近い。ラウンド制で迫り来るゾンビたちをひたすら撃ち殺していくものだが、ボムやオプションといったアイテム類も登場する。囲まれそうになったらボムで一掃したり、タレットを設置して防衛の手助けにすることもできる。

オマケといってもなかなか良く出来ており、良質のModが付属しているようなものである。ただ現状ではアンロック方法がそこまで広まっていないようなので、プレイヤー数がやや少ないようである(Steam実績によると、DOAモード解除率は11%程度)。


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