Last Updated: 2008.03.31 / First Edition: 2008.03.31
Demo置き場/HOME

2008.03.28 リリース、一部地域で製品版発売中
開発:Frogwares
販売:DreamCatcher Interactive
公式サイト
ダウンロード:
4gamer.net/Gamers Hell/File Front/Atomic Gamer
●概要
Frogwaresの開発する"Sherlock Holmes: The Game"シリーズの第4作目。EU圏では"Sherlock
Holmes versus Arsene Lupin"というタイトルで既に製品版と共にリリースされている。今回のNemesisはUS向けにタイトルを変えたもので内容は同一。ある日ベーカー街221Bで生活するHolmes(ホームズ)とWatson(ワトソン)のもとに、一通の奇妙な手紙が届く。それは怪盗Arsene
Lupin(アルセーヌ・ルパン)からの、犯行を予告する挑戦状だった。Holmesは手紙に書かれた手がかりを頼りに、Lupinの企みを阻止すべく、相棒のWatsonと共に調査を開始する。
●ゲームプレイ

まず基本的な部分は前作Awakenedから変化なし。同じエンジンを用いた1人称視点のADVで、操作性やキー配置などはFPSに近い。戦闘のないFPSと考えてもいい。厄介なのは前作のときからそうだったが、視点を振ったときに慣性のついているようなヌメヌメした動き方をし、慣れるまで酔いやすいこと。今回は視点の中心にマークが表示されるようになったので物探しなどは若干やりやすくなっている。他にもインターフェースに関する細かい改善点がいくつかあり、前作よりもプレイしやすくなっている。グラフィックはプリレンダでなくリアルタイムレンダリングだが、動作自体は非常に軽い。他のFPSやRTSを動かせるなら最高設定でも余裕で動かせるだろう。
Demoの範囲内で感じられる本作Nemesisの特徴は、これまでの王道的なHolmes物語…つまりまず事件が先に起こってHolmesがそこへ調査に行き、残された足跡などから手がかりを得る…という展開から少し外れていることで、NemesisではまずLupinから標的などを暗示した予告状(詩)が届き、その秘められた意味を読み解かなければならない。事件が起きたあともLupinからはHolmesを嘲笑うかのような詩が届き、再びその意味を読み解くことになる。そのため受動的な謎解きが主になっていると言える。

謎解きは前作と同じく調査型で、とにかく手がかりを得るためにマップをしらみつぶしに調べまわり、足跡を探すために地を這い、天井や部屋の隅に残された証拠を見逃さないために目を異様に凝らしていかなければならない。まさに実際のHolmesと同じように、である。そのためHolmesに憧れHolmesのような調査手法のADVを体験したいと考える人には面白く感じられると思う。しかし難易度は高めでじっくりプレイしなければならず、何をすればいいのか分かり難い状況から始まって、まず手がかりを見つけるために奔走するスタイルはかなり好みが分かれそうだ。少なくともADV好きでない人には向かないだろう。逆に会話やアイテムの使用、組み合わせによる謎解きは重視されておらず、それらを使う場面では限られた選択肢を潰していくだけで簡単に解ける。
Nemesisには日本人的な視点で見ると辛いところが他にもいくつかある。会話量が多いことに加えて字が細かくて読み辛く、しかも謎解きはそれらの英文をしっかり読んだ上で推理し、明確な答えを出さなければならないものが多い。例えばキーボードから直接答えとなる単語を入力したり、詩の意味を解読していくシーンなど。そのため謎を解くには斜め読みが許されず、会話から大雑把な流れを読み取って謎解きは雰囲気や状況で解く、ということができない。これはネイティブ以外にとって大きなネックになるに違いない。
救いとしては、読みやすい字幕が出せる上にログがちゃんと残ること。そのため辞書を引きながらじっくり読んでいくことができる。ただ会話はリアルタイムで進行していくので同時に読み取っていくのは少々辛い。それとこのDemoではセーブができないみたいで、途中で休憩したい場合でも最小化したまま動かし続けないとならない。ADVは詰まって寝かせるのが日常茶飯事なのでこれは不親切。
Demoの時点での第一印象:
原作ファンからADVファンまで楽しめそうな本格ADV。ただし本格的過ぎて気軽にプレイすることが許されない。このDemoそのものの評価としては、ボリュームがかなりあり(数時間はかかる)最初の事件を丸ごと遊べるので、一つの完全なゲームとして遊んでしまうこともできる点が良い。
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全般のコツ:
重要そうな部分はちゃんと読んでおく、本からはキーワードだけ拾っておく、困ったら天井と床を見る
Holmes
Watson
Holmesの質問の答えは、Barnesの書店で手に入れた本をよく読むと分かる。
Holmes
Palinorからの質問の答えは、同じくBarnesの書店で手に入れた本の写真を見ると分かる。

Ledger
Lestrade
Watson
Holmes
足跡は調査が自動で終了するまで完全に調べる。巻尺で長さも計る。

足跡
暗号の計算方法は
1874 - 1652 = 222
222 * 49 = 10878
10878 - 1894 = 8984
VelmontはLupinの変装だったことが判明。

鍵のかかった箱

自画像
絵は回転させることも可能。上手く組み合わせるには緑の塗料の"垂れ"を合わせると良い。

模様を組み合わせるとこうなる
今までのLupinのメッセージに書かれていたアルファベットを全て組み合わせる。
Watson