Thief 2: The Metal Age 作品解説

Last Updated:2007.07.12
批評/攻略


【基本情報】

ゲームタイトル:
Thief 2: The Metal Age
(シーフ2: ザ・メタル・エイジ)

プラットフォーム:PC (Windows)
ジャンル:Action Adventure
発売日:2000.03.21
製作:Looking Glass Studios
販売:Eidos Interactive
ゲームエンジン:Dark Engine

メディア:CD-ROM
体験版:シングルデモあり


●ストーリー

Trickstarの事件が決着を見た後、Garretは街の一部の人間から"Master Thief"と呼ばれるほど有名な存在となり、そして街の勢力図も大きく変わった。Hammeraitesに新たな機械信仰をする派閥Mechanistが生まれ、教祖Karrasを筆頭に彼らは一大勢力となった。また街の秩序を保つために独自の警備隊も生まれ、そのリーダーであるGormanはMechanistとの癒着が噂されている。さらにはKeeperたちが成長したGarretを引き戻すため、年中彼を訪ねてくるのだ。Garretはこんなやりにくい状況の中でも、苦しい生計を何とかするために警備の目を掻い潜って盗みを働かなければならない。


●概要

Thiefシリーズの第二弾。本来はこの後Thief 3へと続いて3部作構成となるはずだったが、LGSがその後あえなく倒産したため、続編はIon Stormが引き継ぐこととなる。そのためこのThief 2はLGSの最後の作品となった(*)。Thief 2 Goldも正式にアナウンスされていたのだが発売中止となっている。しかし2005年にはユーザーメイドの大型アドオンであるT2Xがリリースされたり、今でもファンミッションがリリースされるなど、コミュニティは根強く生き残っている。

*:余談だが開発中のFlight Combat: Thunder Over EuropeというFlight Simも倒産のため開発中止になっている。しかしこの作品は後にMad Doc Softwareに持ち込まれてJane's Attack Squadronという作品として一応完成させられている。そのためLGSの最後の作品は、このJane's Attack Squadronであるという見方もできる。



●主な変更点

Secret要素の本格的な導入
DoomやQuakeといった作品のように、特定の隠しエリアを見つけるとSecretにカウントされるようになった。前作にも似たような隠し部屋は存在したが、明確にSecretと分かるようになり、その数も大幅に増加している。

オートマッピング機能搭載
前作と違い、マップを動き回っていると非常に明瞭で詳しい地図が自動で書き上げられていく。そのため探索や謎解きの難易度は大幅に下がっている。

マウスホイールへの対応
アイテム選択をするときにホイールが使えるようになっている。そのためアイテム選択の負担が大分軽減された。

設定項目の充実
新規アイテムを入手したときの細かい反応の違い、前作と同じ操作性にするなど、より細かい設定変更が可能になった。また解像度は1280*1024まで対応し(前作はゲームオプションだと1024*768まで)、サウンドのチャンネル数が24まで増えるなど、地味にパワーアップしている。


●新アイテム

Invisibility Potion
Garretの姿を完全に消す。透明化中に攻撃しても効果は切れない。希少で短時間しか持続しないのが欠点。
Slow-fall Potion
落下速度を落とす。高所から飛び降りて一気に脱出することが可能となる。
Flash Mine
敵が真上にくるとFlash Bombと同様の閃光を発する地雷。
Frogbeast Egg
投げつけるとFrogbeastが孵化し、敵に触れて自爆する。使いどころが非常にマニアックなアイテム。


●新敵キャラクター

Mechanist
機械を信仰するHammeraiteの一派。衛兵と民間人が存在する。
Mech
街を警備するロボット。雑用型と戦闘型がおり、戦闘型は腕についた大砲で攻撃してくる。蜘蛛型も存在する。
Apebeast
前作と違いゴリラのような体格になり、吹き矢で攻撃してくる
Tree
Paganの森に生息する木に擬態した生物。接近すると目覚めて襲ってくる。


●レベル構成

  1. Running Interfence
  2. Shipping...and Receiving
  3. Framed
  4. Ambush !
  5. Eavesdropping
  6. First City Bank and Trust
  7. Blackmail
  8. Trace the Courier
  9. Trail of Blood
  10. Life of the Party
  11. Precious Cargo
  12. Kidnap
  13. Casing the Joint
  14. Masks
  15. Sabotage at Soulforge



●動作環境

必要動作環境 推奨動作環境
OS Windows 95/98 -
CPU Pentium 233 MHz Pentium2 400 MHz
RAM 48 MB 64 MB
VRAM 4 MB 16MB
HDD 500 MB 870 MB

メーカー側の動作環境だけ見ると若干重くなっただけのように思えるが、実際にはかなり重くなっている(といっても現在のマシンなら問題ないはずだが)。快適な動作を望むなら推奨動作環境分は必須と思った方がいいだろう。最近のハードウェアを使用して発生する問題についてはThiefを最近のPCで動作させる方法を参照。


●入手状況

T1&T2セットと、T2単品の廉価版がいずれもSoldout Softwareから発売されている。現在入手しやすいのはセット版の方。EIDOS発売の日本語マニュアル版も存在し、箱が巨大でボリューム感があるが(実際にはスカスカだけど)、これは現在オークションでないと発見できないだろう。


●取り扱っている通販店

Ensof Limited
I Feel Groovy
メッセサンオーカオス館



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