Team Fortress Classic 作品解説

Last update:2006.12.05
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【基本情報】

ゲームタイトル:
Team Fortress Classic(チームフォートレスクラシック)

プラットフォーム:PC
ジャンル:FPS
発売日:1999.04.
製作:Valve Software(Team Fortress Software)
販売:*1

*1:無料MOD

【ゲームの特徴】

・2チームに分かれての団体戦
・個性的な9つのクラスを自由に選択可能
・CTFやASSAULTなどのチーム対戦ルールを採用
・最大32人まで参加できるオンライン対戦専用ゲーム
・Half-Lifeを持っていれば無料でプレイ可能


【スクリーンショット】



【世間の評価】

Team Fortress Classicは1996年から続くQuakeMOD「Team Fortress」をHalf-LifeのMODとして移植したものである。Half-Lifeへ移植されるにあたり効果音やグラフィック、世界観はHL並に進化し、さらに優秀なデモ版も公開されていた。元々定評のあったゲームでもあるのですぐにサーバーには人が溢れ、移植から7年以上経った現在でも常時数百人のプレイヤーがネット上で凌ぎを削っている。HLの3大MODを挙げるとすれば、Counter-Strike, Day of Defeat, そしてこのTFCでまず間違いないだろう。

Team Fortressは誕生時からクラス制のチーム戦を売りとしており、これはQuake発売以降爆発的に発達する「クラン*2」の成長にも一役買った。TFCで培われたシステムはその後Return to Castle Wolfensteinのマルチプレイや、最近のものではBattle Fieldといったものに受け継がれているが、このTFCは元祖というだけあり9種類もの個性的なクラスを選べるのが特徴だった(普通のゲームでは4,5種類程度)。特にスパイや火炎放射兵、エンジニアなどは今見ても新鮮な能力を持っている。

TFCは優秀なMODとして認知されていたため、中期のHLのパッケージには必ず「Team Fortress Classicを同梱!」と書かれて売られていたほどである(実際にはMODなのでHLさえあれば無料DLできるが)。パッケージの半分がTFCのイラストになっているものも多いので、HL所持者なら名前くらいは必ず知っているだろう。世界で最も成功したMODの座はCSに奪われてしまったが、2位にはこのTFを挙げる人も多いのではないだろうか。

詳しくは当サイトのレビューを参照のこと。

*2:クランとはネット対戦ゲームのために専用のチームを組んでいる団体のこと。


【TFシリーズの歴史】

Team Fortressは1996年7月25日に、元祖3DFPS「Quake」のMODとして産声を上げることになる。初期のヴァージョンではクラスはまだ5種類で、Scout, Sniper, Soldier, DemoMan, Medicという基本的なものしか存在しておらず、まだまだ発展途上であった。しかしその後数十回にも及ぶヴァージョンアップを繰り返し、1997年4月13日には残りの4クラスが追加され、現在の9クラスが揃う。

TFを開発したのはRobin Walker, John Cook, Ian Caughleyの3人だったが、彼らはTFが人気を博したことで「Team Fortress Software」を設立する。その後はQuake2用に続編を開発する予定だったようだが、ここでValveから「HLのMODとしてTeam Fortress 2を開発しないか」という提案がきてこれを承諾することになる。その後TFSのメンバーはValveと共同で移植作業を行い、ゲームは最終的に元祖TFを色濃く受け継いだ「Classic」として発表されることになるのである。またこの間にTFSはValveに合意の上で吸収合併された。

その後はUTのMODヴァージョンなどが公開されているが、TFCのすぐ後に本命として発表された「Team Fortress 2」はユーザーに期待されたものの、現在のところほぼ完全な凍結状態となっており進行状況は不明。話によるとTF2はMODという域を脱し、スタンドアローンとして動かす予定であったという。スクリーンショットなども公開されており、2006年のはじめにショップで「発売?」という情報も流れたのである程度出来上がっているのだと思うが、公式サイトは未更新のままである。

2006.12.05 追記
続編は「Half-Life2: Episode Two」に付属することが決定し、2007年の発売が待たれている。


【クラス】

Scout 全クラス中最速の足、移動に使えるコンカッショングレネード、撒きびしを備える最強の旗取り。ただし戦闘能力は最弱クラス。スパイの変装解除や爆弾の解体も可能。
Sniper スナイパーライフルを持つ狙撃手。要塞の見張り台から敵を撃ち殺す。ライフルはタメ攻撃、ズームが可能。スナイパーライフルは全武器で唯一部位ダメージの概念を持っている。
Soldier 万能の戦士。ロケットランチャーを装備していて、能力的にもHWの次に高い耐久力を持っている。移動も遅いというほどではないので攻守に活躍できる。
Demoman 危険物取扱のエキスパート。2種類のグレネードをばら撒いて攻撃するため、絶大な攻撃力を誇る。また特殊な爆弾を使って敵要塞への侵入経路を開くことも可能。
Medic チームの回復役。手に持った回復キットで味方の傷を癒し、敵には病原菌をばら撒くことができる。移動能力も高いので旗取りも得意。
Heavy Wepon Guy 重装備兵。全クラス中最高の耐久力を誇り、強力なミニガンも装備している。ただし移動が遅いため攻め込むのは難しく、主に守備に活躍することになる。
Pyro 火炎放射兵。火炎放射機と数々の爆発物を利用して敵に引火させられるのが最大の特徴。燃えている敵は非常に視界が悪くなる。また自身は耐火服で燃えにくい。
Spy スパイは異色のクラスで、敵味方の全クラスに変装することができる。変装は自分から攻撃するまで解除されず、敵に気づかれなければナイフで暗殺したり、敵地の情報を味方に伝えることができる。
Engineer 頼れる技術師。砲台やワープゲートの設置が主な仕事で、自陣の守備力を強化したり味方を敵陣付近に送り込むことができる。また味方のアーマーを修理することも可能。

【パッケージ】

このゲームはHalf-LifeのMODであるため、無料で一般公開されている。Half-Lifeさえ持っていればプレイ可能。ただし現在ではほぼSteamへ移行しているため、プレイの際にはSteamもインストールする必要がある(これも無料)。当然英語版しか存在しないが、ルールは非常に簡単なので特に困ることはないだろう。Half-Life自体は現在でも頻繁に再販されており、これまた容易に入手することができる。


【動作環境】

必要動作環境 推奨動作環境
OS Windows95/98/2000/Me -
CPU Pentium 133MHz Pentium2 166MHz以上
RAM 32MB 64MB以上
VRAM 16bitカラー対応 3D アクセラレータ対応カード


【Steam版】

必要動作環境 推奨動作環境
OS Windows 98SE/2000/Me/XP -
CPU 500 MHz 以上のプロセッサ 800 MHz 以上のプロセッサ
RAM 96MB 128MB以上
VRAM 16MB以上 32MB以上

現在はSteam版が主流なので、下の動作環境を満たしている必要がある。ただ本当にSteam版ほどの環境が必要かというと実はノーで(Steamに書かれている環境は適当っぽい)、実際には旧グラフィックモードにすればVRAMは8MBくらいでも何とかなる。ただしダストボールのような激しい戦闘が繰り広げられるマップでは推奨環境くらい欲しくなるので注意しよう。それと当然オンラインゲームなのでネット接続環境は必須である。


【リンク】

・元となるHLを取り扱っている通販店
Amazon.co.jp
Ensof Limited
GDEX
メッセサンオーカオス館
【WIN】ハーフライフ 1アンソロジー
ハーフライフ 1アンソロジー

現在TFCを遊ぶには要Steam。HL2のSilver以上(オンライン購入)でもHLのMODがプレイできるらしい。


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Team Fortress Classic and Half-Life are trademarks or registered trademarks of Valve Corporation in the United States and/or other countries. (C) 1999-2003 Valve Corporation.