Splinter Cell: Pandora Tomorrow 作品解説

Last Updated:2006.12.14
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【基本情報】

ゲームタイトル:
Tom Clancy's Splinter Cell: Pandora Tomorrow
(トムクランシーズ・スプリンターセル: パンドラトゥモロー)

プラットフォーム:XBOX/PC/PS2/GC/GBA
ジャンル:Third Person Shooter (Sneaking Action)
海外版発売日:2004.3.23
完全日本語発売日:2005.3.31
製作:Ubisoft Shanghai
販売:Ubisoft

CD(DVD):CD 3枚組、DVD 1枚
体験版:シングルとマルチの2種類あり


【解説】

前作とは異なるチームによるSplinter Cellシリーズの2作目。2003年3月にUbisoftの発売スケジュールで判明した最初のタイトルは「Splinter Cell: Shadow Strike」。その後正式発表された際にタイトルは「Pandora Tomorrow」となったが、「Shadow Strike」はマルチプレイモードのタイトルだった模様。マルチプレイモードの新規導入は発表されたときから決まっていたことで、シングルとは別チームが担当することとなる。日本語版は日本にあるユービーアイソフトが担当。日本語版の発売日は日マ、完全日本語版ともに予定よりやや遅れたが、無事発売された。

シングルプレイは全8レベル構成になっており、マルチプレイは3モード用意されている。

シングルプレイで新たに追加されたアクションはの一つは「口笛」。これはフィッシャーが口笛を吹くことによってその場で音を発生させ、敵の注意を引き付けられるというもので、敵を移動させてその隙にすれ違ったり、暗闇におびき寄せて気絶させるという風に使うことができる。もう一つのアクションは「スワット・ターン」と呼ばれるもので、壁に張り付いた状態からその隣にある壁まで素早く移動するというもの。これは障害物の間を華麗に移動できるというだけでなく、これを利用したアクション・パズルの要素も含んでいる。狭い通路で股割をして高所に隠れるスプリットジャンプには「ハーフスプリットジャンプ」が加わり、より狭い路地でも実行可能となった。またこの姿勢からさらにジャンプして建物を登ることもできる。

システム関連ではこれまで持ち運ぶことができたヘルスキットがマップ内に固定されるようになり、決められた場所でのみ回復可能になった。ヘルスを回復できる場所では回復できる量に限度があり、決められた回数分キットを使うとその場所では回復できなくなってしまう。ピストルにはレーザー照準の機能が付き、照準は常に不安定でフラフラしているものの、撃ったときにどこに弾があたるかが正確に分かるようになっている。


【マルチプレイ解説】

マルチプレイはスパイ(Shadownet)と傭兵(Argus)に分かれて2vs2で対戦するという非常に独自性の高い内容になっており、ゲームプレイの感触はシングルプレイとは全く異なっている。基本的ルールはスパイがND133ウィルスを中和するためにマップを進み、傭兵はそれを阻止するというもの。

スパイは3人称視点でプレイでき、身体能力が高く傭兵がやってこれないような高所などを移動できるが、武装が非常に貧弱で、使える装備は主に錯乱系のグレネード。逆に傭兵は1人称視点で視界が狭い上に移動できる範囲が限られているが、強力な銃器を使ってスパイを倒すことができ、他にも地雷などをトラップとして設置できる。ND133ウィルスを中和しているスパイは全くの無防備であり、傭兵は中和が終わる前にスパイを排除しなければならない。ウィルスの位置はマップ中にいくつか存在するので、スパイと傭兵はこれを考慮してどこを守る、あるいは攻めるかを考える必要がある。

対戦モードは「Neutralization」「Extraction」「Sabotage」の3種類。「Neutralization」ではスパイ側が決められた数のウィルスを中和すれば勝利となる。「Extraction」ではスパイがウィルスをゴールまで持ち帰ることで勝利。「Sabotage」はNeutralizationに似たモードだが、中和する際にスパイが直接作業を行う必要がなく、モデムを設置することで自動で中和作業を行うことができる。また傭兵はそのモデムを破壊することができる。対戦マップは全部で8つ。

マルチプレイモードでは標準でボイスチャットに対応しているので、これによる積極的なコミュニケーションが重要となっている。


【動作環境】

必要動作環境 推奨動作環境
OS Windows 98SE/Me/2000/XP -
CPU Pentium3 1GHz以上 Pentium 4 1.8GHz
RAM 128MB以上 512MB以上
VRAM 64MB以上 128MB以上
HDD 3.0GB以上 -

OSは幅広く対応しているがXP推奨となっている。グラフィックのパフォーマンスそのものはあまり変わらないのだが、動作に必要な環境が全体的に前作より上がっている点には注意。


【修正パッチ】

現在v1.31まで出ているが、これは主にマルチプレイのバグ修正が行われている。


【レベル】

Level 1 - Dili, Timor
Level 2 - Paris, France
Level 3 - Paris-Nice, France
Level 4 - Jerusalem, Israel
Level 5 - Kundang Camp, Indonesia
Level 6 - Komodo, Indonesia
Level 7 - Jakarta, Indonesia
Level 8 - Los Angeles, USA


【登場人物】

●Sam Fisher (サム・フィッシャー)
NSAの内部組織「Third Echelon」の切り札とも言える最高のエージェントで、これまで影から数々の世界危機を未然に防いできた。ランバートとは昔からの知り合い。一人娘にサラがおり、深い愛情を持って育てている。身長は183cm、体重は88kg。

●Colonel Irving Lambert (アーヴィング・ランバート大佐)
NSAの内部組織「Third Echelon」の作戦コーディネーターで、活動中のエージェントの皮下に埋め込まれたマイクロチップによって常に連絡を取り合い、アドバイスをする。1961年、ノースカロライナ州バットケーブ生まれ。なお理由は分からないが、Pandora Tomorrowのみ英語版の声優がDennis Haysbertになっている(彼は他にドラマ「24」のDavid Palmer役や、Call of Duty: Finest Hourのナレーター役などをやっている)。他のシリーズの声優はDon Jordan。

●Frances Coen (フランシス・コーエン)
前作で死亡したウィルキス jrの仕事を引き継ぐためにThird Echelonに入った女性。生前のウィルキス同様フィールドランナーの役割を担っており、エージェントの輸送や武器の調達を行う。

●Suhadi Sadono (スハディ・サドノ)
インドネシアのゲリラ組織「Darah Dan Doa」を指揮する若き青年。彼は過去にCIAによって訓練を受けた経歴がある。15歳のときに組織に加わり、若干21歳でリーダーにまで上りつめた。物語のはじめに、ジャカルタにあるアメリカ大使館を襲撃し宣戦布告をする。


【パッケージ】

Splinter Cell: Pandora Tomorrowは非常に流通量の多いゲームなので、現在でも特に入手に困るようなことはない。1作目とのセットとなる「エスピオナージパック」と、1-3作目までがセットになった「トリロジー」が存在し、新品で手に入れる場合はこれらの購入がメインとなるだろう。日本語マニュアル付き英語版、完全日本語版も日本のユービーアイソフトから発売されているが、これらの新品パッケージは既に市場から消えているので、入手するとなると中古市場(店頭、オークション)となる。ちなみにディスクのみで良いのなら、当時のVGAに付属していたフルバージョンのバンドルDVDがよくオークションに流れている。


【体験版】

3D Gamers
4gamer.net
File Front
Game Spot

シングルプレイモードとマルチプレイモードの体験版が一つずつ存在する。


【入手状況】

・取り扱っている通販店
Amazon.co.jp
GDEX
I Feel Groovy
メッセサンオーカオス館
【WIN】トムクランシーズスプリンターセルエスピオナージパック
【WIN】トムクランシーズスプリンターセルエスピオナージパック

*:現在3作がセットになった「トリロジー」と、1,2作目がセットになった「エスピオナージパック」が存在する。



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