Last Updated: 2006.05.30
批評
【基本情報】ゲームタイトル:Serious Sam: The First Encounter (シリアスサム: ザ・ファースト・エンカウンター) プラットフォーム:PC ジャンル:FPS 発売日:2001.03.21 製作:Croteam 販売:Gathering of Developers |
・数千体という数の敵を倒していく迫力のアクション
・古き良きシンプルなゲーム性
・広大なアウトドアと大量の敵、それに比して軽い動作
・レンズフレア、プロシデュアルテクスチャなどの最新グラフィック技術
・最大16人でのCooperative、Deathmatchが可能
・画面分割でのマルチプレイも可能




Serious Samは古代のエジプトを舞台にした痛快なアクションシューティングゲームである。主に「Half-Life」の影響を受けた1998年以降のゲームはその内容を複雑化させていく進化を遂げたが、反面純粋なアクションゲームというものは年々数を減らしてきてしまっていた。それを危惧した開発のCroteamが、「現代におけるDOOM」として完成させたのがこのゲームである。元々は一つのパッケージとして発売されるはずだったが、途中から急遽3部作構成に分けて、値段も1/3にされて「1st」として販売されることになった。
Serious Samの人気はデモのときから非常に良く、発売後も非常に好調なセールスを記録した。開発者のコンセプトとユーザーの求めていたものが見事に一致したことと、最新技術を投入しながらも廉価版価格で発売されたことが最大の要因であると思われる。特にCroteamがこのゲームのために作り上げた「Serious
エンジン」は大量の敵、広大なアウトドアを描画しながらもそれほど重くならないと言う優れたエンジンであった。そしてその結果Serious
Samは各方面から高い評価を集め、海外大手サイト「Game Spot」のGame of the
yearにもノミネートされた。
「Serious SamといえばCooperative(協力プレイ)」というほど、COOPはこのゲームになくてはならないものになっている。複雑化する近年のゲームはCOOPをするのに不利な要素が多く、ほぼシングルプレイと対戦のみになっているが、Serious
Samは最初からCOOPを意識したゲームデザインで、大勢の人数で自由に遊べることが評価された。シングルをほとんど遊ばずに協力プレイに熱中する人も多くいるほどである。
詳しくは当サイトのレビューを参照のこと
近年のゲームがCOOPにあまり積極的でないのは、シングルプレイとのストーリーの整合性に深い関係がある。即ちイベントシーンをどうするのか、通れなくなった道を味方が通るときどうするのか、などのゲーム進行に不可欠な問題をCoopプレイのために解決しなければならないし、プレイヤー数と敵の強さのバランスも取らなければならない。そのためマルチプレイを搭載していてもCoopは捨て、対戦に特化するという傾向があるのである。
ところがそもそもゲーム内容が単純に作られたSerious Samではこれらの問題を解決することが難しくなく、例えば背後の門が閉じられたりした場合は専用のワープゲートが出現したりという風にして詰まることがないようにしている。またバランスについてもプレイヤー側で多数の項目を自由に設定できるようにすることで解決しており、2,3人くらいの少人数から8人以上の大人数でも問題なくプレイすることができる。主に変更できる項目は次の通り。
・ゲーム難易度
・敵キャラクターの基本体力を何%上昇させるか
・プレイヤーが増えるごとに敵の体力を何%上昇させるか
・弾薬・回復アイテムなどを全プレイヤーが入手できるようにするか
・死んだ際に何回復活できるか(無限設定可能)
・弾薬を有限にするか、無限にするか
・フレンドリーファイア(誤射)を有効にするか無効にするか
これにより例えば敵体力を30%ずつ伸ばす設定にした場合、2人プレイで1.3倍、3人プレイで1.6倍の体力を敵が持つことになり、プレイヤーが増えすぎても敵が弱すぎるという風にはなりにくい(元々の難易度も高い方なので)。またゲームの難易度を上げる代わりに弾を無制限にすれば強力な武器をいくらでも発射できて爽快感があるし、落ちている弾を一人しか入手できないようにすれば、お互いにコミュニケーションを取り合って戦術的に行動する必要が出てくるなど、プレイヤーのスタイルや楽しみ方次第で様々な設定にすることができる。
また多人数でのCOOPで問題になりやすいデータの転送量については、詳しい解説は省くがデータの計算の仕方を省略することにより量を減らして重くなるのを防いでいる。
・シングルプレイ
プレイヤーはSam "Serious" Stoneとなり、隠しを含め全15レベルある古代エジプトのマップを渡り歩き、アイテムを集めていく。途中にはMentalと呼ばれるエイリアンの大群が立ちはだかり、それらは約5,000体にも及ぶ。ゲーム中には全84個のシークレットが隠されており、また敵を倒したときに入るスコアやクリア時間なども記録される。難易度はTourist,Easy,Normal,Hard,Seriousの5段階。
・マルチプレイ
最大16人までのマルチプレイをサポート。デスマッチと協力プレイを楽しむことができる。詳しくは上の項目を参照。
主に2種類存在し、The First Encounterという通常パッケージのものと、続編のSecond Encounterとセットになった「Gold Edition」が存在する(今後3部作1セットのものが出そうな気もする)。今買うならこのGold Editonが一番お勧めである。完全日本語版は存在しない。日本語マニュアル版は最初にP&Aから発売されたのだが、その後サイバーフロントから廉価版として再販されている。
| 必要動作環境 | 推奨動作環境 | 最高動作環境 | |
| OS | Windows 95/98/Me/XP | - | - |
| CPU | Pentium2 300MHz | Pentium3 550MHz | Pentium3 800MHz |
| RAM | 64MB | 128MB | 256MB |
| VRAM | Open GL対応カード | *1 | *2 |
| HDD | 150MB | 450MB | - |
*1: nVidia GeForce256 or TNT2 ultra, PowerVR Kyro, S3 Savage2000, 3Dfx
Voodoo3, ATI Rage128 pro
*2: nVidia GeForce2 GTS, ATI Radeon, 3Dfx Voodoo5
VRAMは32MBあれば良し。Voodooの場合は最低8MBでも動作させることが可能なようである。多人数でCOOPする場合は、これに加えてある程度高速な回線(DSL以上)が必要になる。EAXをONにするならSound Blaster Live!が必要とも書いてある。
・体験版
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シリアス サム TheFirst Encounter 日本語マニュアル |
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