Killing Floor 作品解説
Last Updated: 2009.10.27 / First Edition: 2009.09.01
概要
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タイトル:Killing Floor
プラットフォーム:PC
ジャンル:First Person Shooter
発売日:2009.05.14 (製品版)
製作:Tripwire Interactive
販売:Valve Software (Steam)/Tripwire Interactive
ゲームエンジン:Unreal Engine 2.5
メディア:DVD-ROM, Download
体験版:なし
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ゲーム内容
Killing Floorは、マッドサイエンティストの手によって生み出された怪物、Specimen(実験体の意。外見はゾンビのようにも見える)と戦う、Co-op(協力プレイ)メインのFirst
Person Shooterである。プレイヤーたちはSpecimenを討伐するためにやってきた特殊部隊となり、Specimen及び、その生みの親であるボスキャラクターを倒すまでひたすらマップ内で戦い続けることになる。プレイヤー数は通常1-6人だが、50人を超える大人数サーバも人気が高い。
ゲームはWave型の耐久戦となっており、Waveが発生するたびに一定数のSpecimenたちがマップに出現するようになる。WaveはWave1,
Wave2, Wave3…と何回目の襲撃かを表す数字がついており、Waveが進むほど強力な種類の敵がより多く出現するようになる。ゲーム設定によってWave
4/7/10まで耐え切る必要がある。
最後のWaveに耐えるとボスキャラクターが出現し、このボスを倒すことでようやくプレイヤーたちは「生存した」と見なされる。ボスに全滅させられると、また一から出直しである。
後半のより強力な敵たちに対抗するため、プレイヤーは殺したSpecimenの賞金を使って、WaveとWaveの合間に武器を買い揃えることができる。これもKilling
Floorの大きな特徴と言えるだろう。
発売までの経緯
Killing Floorは、元はUnreal Tournament 2004のModとして有名な作品であった。このバージョンは現在でも無料配布されている。Alex
Quickによって2005年に初リリースされたKFはユーザーModとしてアップデートを重ねていき、KF2.5にて高い完成度を持つに至るが、Mod製作者たちはさらなるバージョンアップを行うとしてKF2.51を予告していた。これには製品版に収録されているボスキャラクターも収録予定であり、ユーザーの期待は高まった。
しかしその後、2009年3月21日に突如としてSteamで製品版としてリリースすることが発表される。実はKFの製作者であるAlexがTripwire
Interactiveに接触し、ModをRed Orchestraに移植してSteamで配信できないかと相談していたのである。KFに実際に触れてみたTripwireはその完成度の高さに驚き、これなら製品として通用するということで、KF製作者と協同で製品版の製作に取り掛かった。予告されていたKF2.51のフィーチャーはこの製品版へと引き継がれることになり、さらにグラフィックスの改善やバランス変更などが行われた。
KFの製品版は発表から2ヵ月後にスムースに発売され、価格も定価$14.99、予約すると$11.24と抑えられており、数ヶ月の間Steamの売上上位に残り続けた。元がModということもあり、日本での知名度も低かったが、発売直後から多くの国内サーバが立てられた。
最初はSteamによるダウンロード販売のみが行われていたが、好評を受けて2009年夏にUS/EUでリテール版が発売している。
アップデートとDLC
KFは発売直後から現在(2009.09)まで、およそ一ヶ月ごとにアップデートを行っている。その内容はインターフェースの改善からゲームバランスの変更まで様々である。バランス面でいうと、中ボス級であるScrakeやFleshpoundの突進が止まらなくなるように強化されたり、Shotgunが弱体化されたりと、発売当初に比べると全体的に難易度が向上する傾向にある。リリース直後は扱いにくかったサーバーブラウザは使い勝手がかなり良くなった。
* Heavy Metal Pack / Outbreak Character Pack
2009年7月21日には、2つのDLC(ダウンロードコンテンツ)の予定が発表された。片方は有料のキャラクターモデルパック、もう片方は無料の追加マップや追加武器を含んだものであり、既に2つともリリース済みである。実はこのDLCは発表前にインストールフォルダ内にファイルが存在したために、コアなファンは既にその存在を知っており、リリース前にキャラクターパックを解禁してしまう者まで出た(これはアップデートで封じられた)。
* Level Up Pack / Nightfall Character Pack
2009年10月22日、無料の拡張パック第二弾となる"Level Up"パックがリリースされた。これは一度目のアップデートよりも大規模なもので、7つの新武器、3新マップ、Demolitons
Perkの追加、新敵Huskの追加など多数の追加コンテンツを含むものだった。さらにFleshpoundに対する安易な即死攻撃が消えるなど、バランス面の改善も行われている。
レべリングマップとホワイトリスト問題
KFには"Perk"と呼ばれるシステムがあり、これはキャラクターに専用の技能を与えるものだが、そのPerkを使って多くの敵を倒して、RPGのような「レベル上げ」を行わないと、後半の難易度がまともに遊べないという仕様になっていた。しかしプレイヤー自身の技能が重視されるべきFPSの世界では反発も大きく、特に最高レベルである5へ到達するには、当初は物によっては50時間以上かかるような設定で、無意味な「作業」を強いられると批判が飛んだ。
これに対抗するための手段として、ユーザーたちは独自の「レべリングマップ」の製作を開始する。これは主に安全な位置から好きな武器を使って敵をいくらでも殺せるようにしたカスタムマップで、普通にマルチプレイをするより遥かに効率良くレベルを上げることができ、Perkによってはクリックしたままゲームを最小化すれば、自動で最高レベルになるほどであった。
しかしTripwire側はこの動きを見逃さず、Tripwireの設定した「ホワイトリスト」に載っていないマップではPerkの経験値が溜まらない仕様へと変更して対抗。これによりレべリングマップは急速にその存在価値を失うことになる(実際には回避手段もあった)。同時にCommandoやSharpshooterといった、非常にレベルを上げにくかったPerkのレベル上昇条件も大きく緩和された。
しかしホワイトリストの適用という力技は、同時に「普通のカスタムマップなのにホワイトリストに掲載されていないとまともに遊べない」という新たな問題点をも生み出す結果となる。カスタムマップは日々アップデートや新規追加を続けており、現在ではホワイトリストの更新がマップの増加に追いついていない状況である。
Specimenたち
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Clot
プレイヤーに掴みかかって動きを止めてから襲い掛かってくる、ゲーム中で最も弱いが数の多いSpecimen。 |
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Gorefast
片腕に剣をくくりつけ、獲物を見つけるとプレイヤー以上の速さで迫ってくる攻撃的なSpecimen。もう片方の腕が欠けている。 |
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Bloat
口からゲロを吐いてプレイヤーを攻撃してくる。このゲロは徐々にダメージを与えるが、吐くときに周囲のSpecimenをも巻き込んでしまい、しばしば同士討ちすることがある。Bloatは死亡時にも破裂してゲロを撒き散らす。 |
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Crawler
非常に低い姿勢で接近しながら、突如として飛び掛ってくる虫のようなSpecimen。耐久力は低いが、数が多い上にダクトなど専用のルートを移動してくるために強敵。 |
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Stalker
普段は半透明状態になって隠れながら前進し、プレイヤーを攻撃するときだけ姿を現す忍者のようなSpecimen。笑い声などが位置を知る手がかりになる。Commandoはクロークを看破できる。 |
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Husk
右腕から火炎弾を放ってくるSpecimen。着弾地点付近にいたプレイヤーは発火状態になり、体力が削られる。2度目の大型アップデートで追加され、KFの雑魚敵としては初めて遠距離から直接攻撃してくる存在となった。 |
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Siren
拘束衣に身を包まれたSpecimenで、絶叫攻撃で周囲にいる全てのプレイヤーを攻撃してくる。この絶叫攻撃はArmorを無視する上に、プレイヤーの視界を大きく揺さぶってしまう。 |
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Scrake
エプロン姿にチェーンソーという異様な姿のSpecimen。非常に耐久力が高く、攻撃を集中させないとなかなか倒れない。また耐久力が減ると加速して襲い掛かってくる。 |
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Fleshpound
両腕に拷問具のような武器を取り付けた中ボス級のSpecimen。サイボーグなのか機械音を発する。普段は歩いて迫ってくるだけだが、発狂すると凄まじい速度で不可避の攻撃を仕掛けてくる難敵。後半にごく少数のみ出現する。 |
Perk
プレイヤーは6種類あるPerkのどれか1つを選択することによって、特定の武器の購入・使用に対するボーナスを受けることができる。そのボーナスはPerkのレベルが向上することによって上昇し、高レベルでは最初から高価な武器を手にしているなど絶大なアドバンテージを得られる。各プレイヤーはWave毎に一度だけPerkを変更することが可能。
このレベルはゲームを繰り返しプレイしている間に自然に上がるように作られており(ただし高レベルになるには何十時間もプレイする必要がある)、データはSteam側で保存されるため、ゲームをアンインストールしても保持される。
現在用意されているPerkは7種類で、レベルは6まで上げることができる。
- Field Medic
- Support Specialist
- Sharpshooter
- Commando
- Berserker
- Firebug
- Demolitions
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