Delta Force 作品解説

Last Update: 2007.12.21 / First Edition: 2007.12.21
批評/HOME

ゲームタイトル:
Delta Force (デルタフォース)

プラットフォーム:PC
ジャンル:First Person Shooter
発売日:1998.11.1
製作:NovaLogic
販売:NovaLogic
ゲームエンジン:Voxel Space 3

メディア:CD-ROM
体験版:シングルデモ1本



●概要

ComancheシリーズやF-22 LightningなどのカジュアルなFlight Simを得意とするNovaLogicから発売されたFirst Person Shooter。自社のFlight Sim用エンジンを流用して作られた広大なフィールドでの戦闘を特徴としている。ゲームはタイトル通り米国特殊部隊「デルタフォース」を題材としているが、作戦内容などはあまりデルタフォースには関係がない。

デルタフォースとは対テロ特殊部隊としてチャーリー・ベックウィズ大佐の働きによって1977年に創設された、米国でも有数の精鋭部隊のこと。1980年のイーグルクロー作戦の失敗によってその存在が公になったが、アメリカ政府は現在でも公式には存在を認めていない。最近ではアフガニスタン紛争やイラク戦争に参加したと言われている。デルタフォースが登場する映画としては「ブラックホークダウン」などがある。



●ゲームプレイ

プレイヤーはデルタフォース隊員の1人となり、世界各国の紛争地帯を転戦して回ることになる。舞台となる国はペルー、チャド、インドネシア、ウズベキスタン、ノヴァヤゼムリャ。各国では6-10程度のミッションが用意されており、全40ミッション。開始前に作戦説明、GPSによる現場の情報、装備が与えられる。装備は全てのミッションにおいてプライマリウェポン(アサルトライフル類)とセカンダリウェポン(地雷や予備弾薬)、サイドアーム(ピストル類)を任意選択することができ、双眼鏡やGPSは標準装備となる。

ゲーム中での体力バランスに関しては非常にシビアになっており、プレイヤーは運が良くて2発、当たり所が悪ければ1発食らっただけでゲームオーバーになってしまい、途中セーブは不可能。その代わり1ミッションは5-10分程度で非常に短い。敵に関しては体のいかなる部位に当てようと、プライマリウェポンなら敵を確実に即死させることができる。またHalf-Lifeなどと違い武器のリコイル(反動)がなく、弾がかなり正確に飛ぶため、武器に関してはゲーム的なバランスになっている。

戦闘はほぼ全て屋外戦になり、プレイヤーにはリアルタイムでGPSによる敵の位置情報が届けられる。このGPSによる支援によってプレイヤーは狙撃に有利なポジションを確保することができ、また広いマップのどこに敵がいるか分からなくなる、という事態を避けられるようになっている。ただしマップ中にはGPSに映らない敵もいるので注意しなければならない。マップには大雑把な「ウェイポイント」が敷かれており、大体この道に沿って移動すればミッションクリアまで順調に進むことができるが、道をトレースする必要はなく、無視して自分の考えで進んでも構わないという構成。マップは全画面で切り替えて表示したり、HUDに片隅に表示することも可能。またSWAT3のように、隊員のカメラをHUDに表示させることもできる。

戦闘姿勢には立ち、しゃがみ、伏せの3段階があり、姿勢を低くしていると被弾率が低下する。ミッション中には味方のNPCも登場するが、命令を下すことは一切できず、プレイヤーが特定の地点まで進むと勝手に戦闘を始める。


双眼鏡を使って敵の位置を確認する



●マルチプレイ

DeathmatchやCTFのような対戦形式に加え、Cooperativeにも対応している。検証していないがパッケージには30人以上が同時接続可能だと書かれている。



●キャラクターメイク




最初にプレイヤーネーム、顔のスキンを決定することができるが、ゲームに全く影響を及ぼさない。キャラ毎にクリアしたミッション数や殺した敵の数が記録されており、どれだけゲームをプレイしたのかが分かるようになっている。

キャラクタースキンは10種類用意されているが、3人称視点に切り替えて正面から見たときくらいしか分からない。



●セッティング




グラフィックオプションは解像度や色数くらいしか変えることができないが、難易度に関しては敵の強さ、味方の有無、プレイヤーの体力設定、GPSによる位置表示のON/OFFなど多彩な項目を変更することができる。またオプションからの設定だけでなく、プレイ中にワンボタンで解像度やグラフィックオプションを変えることも可能。



●3人称視点

Fキーで様々な角度から、いつでも視点を切り替えることができる。ただしかなり見難いため、3人称視点のままゲームをプレイすることはあまりない。



●登場する武器

M4 + M203
スコープの付いたカービン銃。狙撃可能なのでほぼ全てのミッションで最有力の選択肢となる。ゲーム中ではバーストとシングルに切り替えて発射できる。さらにグレネードランチャーとして使うことも可能。

M40A1 Sniper Rifle
純粋なスナイパーライフル。高い倍率のスコープが付いているので狙いやすい。

Barrett Light .50 Cal
M40A1と同じくスナイパーライフルだが、こちらは射程が長い代わりに弾が少ない。

H&K MP5
サブマシンガン。命中率が低めでスコープも付いていないが、サプレッサー付きなので隠密行動が可能。

M249 SAW
機関銃。スコープなどはないが連射性能が非常に高い。



●動作環境

必要動作環境 推奨動作環境
OS Windows 95/98/ME/XP -
CPU Pentium 166MHz Pentium 2以上
RAM 32 MB -
VRAM DirectX 6.0以降に対応したVGA -

98年のゲームであるが、最近の環境で起動不能という話はあまり聞かない。マイクロマウスによるとXPにも対応しているとある。マルチプレイはCDレスで行えるが、シングルプレイはCDを入れていないと選択不能。


●入手状況

Delta Forceシリーズはマイクロマウスが販売代理店になっており、この初代に関しては日本語マニュアル付き英語版の廉価版も販売されていた。そのため結構な数が日本にも存在するようで、中古市場や放出品で見かけることは多い。ただし大手廉価版レーベルから再販されているわけではないので、新品で見つけることはやや難しい状況。完全日本語版は存在しない。

Amazon.co.jp
Yahoo!オークション


●Demo版

3D Gamers
FileFront



批評/HOME

Delta Force (c)1998 Novalogic. All rights reserved.

Copyright (C) GAME LIFE 2004-2007 All rights reserved.