Call of Duty 作品解説

Last update:2006.12.04
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【基本情報】

ゲームタイトル:
Call of Duty(コールオブデューティー)

プラットフォーム:PC
ジャンル:First Person Shooter
発売日:2003.10.29
製作:Infinity Ward
販売:Activision

CD(DVD):シングルプレイのみ起動時に必要
体験版:有り


【特徴】


【スクリーンショット】


【世間の評価】

「Call of Duty」はFPSゲームとしては非常に高い評価を受けた作品である。元々Infinity Wardを設立したメンバーはWW2物のFPSの金字塔とも言える「Medal of Honor: Allied Assault」を製作した2015に所属していたクリエイターであり、発売の前倒しなどの経緯もあって前評判通り売り上げは好調。日本語のローカライズもされ、またその分かりやすいゲーム性ゆえ日本人にも高く評価された。一方これに異を唱えることが多いのはコアなFPSゲーマーで、Call of Dutyの一本道過ぎるゲーム性、スクリプト配置による敵のわざとらしい出現の仕方などが問題として一番挙げられやすい。またAIも宣伝通りの内容ではないと批判を浴びた。これを考慮したのかInfinity Wardは続編「Call of Duty 2」で自由度をある程度高めるようにゲーム性を調整している。

家庭用に発売された「ファイネストアワー」は別会社が製作のオリジナルミッションという内容になっており、これまた売り上げは好調。ただし一部メディアからはやや低めな評価を受けている。日本では珍しくPS2版が「ファミ通」で大きく紹介されるなど、洋ゲーとしては恵まれた待遇を受けているが、日本のコンソールユーザーからの認知度はそれほど大きくない(日本ではいまだにWW2FPS=Medal of Honorという印象が絶対的)。


【ゲーム性】


【システム】

●全般

主人公が数人に分かれているという珍しい仕様になっているが、所属する軍と初期装備が異なるという程度であり能力差のようなものはない。難易度はEasy, Normal, Hard, Veteranの4段階が用意されており、新規スタート時にのみ選択できる。アクション系のFPS同様クイックセーブをサポートしている。かなり細かくオートセーブもされ、しかもそれらのセーブデータは全て別々に保存されるので、後で任意の地点からプレイを再開することも可能である(ミッションセレクトの代わりになっている)。


●戦闘

メインで使う小銃などは2種類まで携帯することができ、欲しい武器がある場合は今ある武器との交換ということになる。倒した敵は全て自分の武器と弾薬を落とすので、補充は頻繁に行うことができる。手榴弾と拳銃はメインウェポンとは別物扱いになっており、1種類ずつ携帯できる。ただし拳銃を使う機会は通常ない。

集弾率は連射することによって大幅に低くなり、走り撃ちなどをするとさらに低くなる。ただし照準が安定するまでの時間は比較的短く、バースト射撃が有効になっている。またアイアンサイト(ゲーム中ではADSと表記)にすると、マシンガン系の武器でもかなり正確に弾が飛ぶ。スコープがついている武器の場合、これによって狙撃視点にすることができる。姿勢は3種類が用意され、低い姿勢になるほど遮蔽物に隠れやすくなり、集弾率が向上し、敵の攻撃が当たりにくくなる。移動にはスプリントは用意されておらず、素早く移動することは出来ない。覗き込みからの射撃をすることができるので、これで遮蔽物に隠れたまま被弾面積を小さくしながらの攻撃ができる。敵に接近した際は銃器による殴打をすることもでき、数発殴れば敵を倒すことができる。また敵も接近すると積極的に近接攻撃を仕掛けてくる。

ヘルスシステムはヘルスパック制が導入されており、マップ中に落ちているパックを集めることによってその場で体力を回復させることができる。ただし最高難易度のVeteranではこのヘルスパックが出現しなくなるという制限がある。


●AI

ゲーム中にはかなりの数の味方兵士が部隊として一緒に戦ってくれるが、プレイヤーが命令を出したりすることはできない。ただし邪魔になっている場合はUSEキーを押すことにより場所を移動させることができる。味方は場面によっては死んでもいくらでも補充されるが、あらかじめ数が決まっていて、死に続けると最終的にプレイヤー1人になってしまうこともある。


【モード】

●シングルキャンペーン
米・英・露の順番にミッションをこなしていく。順番を選択することは不可能。ただしオートセーブがかなり細かく全て保存されていくので、一度クリアすれば任意のミッションを遊ぶことができる(途中での難易度変更は不可)。

難易度 コメント
Easy 未プレイ。
Normal 標準難易度。堂々と撃ちあうことはできないが、隠れながら射撃すれば生き延びれる。仲間も屋内戦では頼りになる。普通のFPSに比べると難易度は高め。
Hard 敵の攻撃力が非常に高くなる。油断した行動を取ればすぐ死んでしまうので、なるべくダメージを受けないように進まなければならない。味方も死にやすくなるのでなるべく自力で突破する必要がある。
Veteran 最高難易度。敵の攻撃力が非常に高く、命中率も高い。またミッション中の回復が一切不可能になる。敵の出現パターンや安全地帯を熟知し、ほとんどの場面を無傷で進まなければならない。


●マルチプレイ
公式には32人まで同時と書かれているが、実際には64人までのプレイヤーが参加できる。連合軍、枢軸軍のどちらかに所属し、決められたゲームルールに沿って対戦をすることになる。復活するときに武器を自由に選択することが可能。復活時間はサーバーによって決められ、一瞬で復活できる場合と一定時間待たなければならない場合がある。

Deathmatch 全員入り乱れての殺し合い。他の人間は全て敵。サーバーに設定された数値分のフラッグを稼いだ人間か、制限時間内に最も多くのフラッグを稼いだ人間が勝者となる。
Team Deathmatch 連合軍と枢軸軍に分かれての殺し合い。フラッグは共有され、サーバーに設定された数値分のフラッグを稼いだ人間か、制限時間内に最も多くのフラッグを稼いだチームが勝利となる。
Behind Enemy Lines 連合軍が枢軸軍に包囲されている状態で始まり、連合軍は枢軸軍の人間を倒すとポイントが入る。また枢軸軍側の人間は連合軍の人間を倒すと、軍を交代することができる。
Search & Destroy 攻撃側と防衛側に分かれ、攻撃側は一定時間内に目標物を破壊、防衛側は目標物を死守するという内容。または敵チームを全滅させれば勝利となる。
Retrieval 攻撃側と防衛側に分かれ、攻撃側は重要書類等を奪って自分の陣地まで戻せばポイントが入る。防衛側は一定時間目標物を死守すればポイントとなる。両軍とも敵チームを全滅させても勝利となる。

2006年5月の現状としては、TDM > SD > DM の順番に人が多い。特にTDMは今でも20人以上プレイしているサーバーが常に複数個あるほどの人気。逆にこれら以外のルールはプレイしている人が誰もいないほど不人気。まともにプレイするには知り合いと時間を決めて集めるしかないかもしれない。


【登場人物】

●マーティン
第101空挺部隊に所属する米軍キャンペーンの主人公。ノルマンディー上陸を支援するため上空から着陸し、単独でビーコンを設置する指令を言い渡される。

●エヴァンス
イギリスの第6空挺部隊に所属する英軍キャンペーンの主人公。ペガサス橋を確保するために、ノルマンディー上陸作戦最初の攻撃部隊として着陸する。

●アレクシー
民間人だったが無理やりスターリングラードに運び込まれる露軍キャンペーンの主人公。最初は武器すら与えれなかったが、その後狙撃の腕を見込まれて昇格し、重要任務を任されるようになる。


【登場武器】

米軍

M1A1 Carbine M1A1カービン小銃
M1 Garand M1ガーランド小銃
Thompson ソンプソン短機関銃
Browning Automatic Rifle ブローニング自動小銃
Splingfield スプリングフィールド小銃
Colt .45 コルト45口径拳銃
M2 Frag Grenade M2破片手榴弾

英軍

Lee-Enfield リー・エンフィールド
Sten ステン短機関銃
Bren LMG ブレン軽機関銃
Colt .45 コルト45口径拳銃
MK1 Frag Grenade MK1破片手榴弾

露軍

PPSh PPSh短機関銃
Mosin-Nagant モシン・ナガン小銃
Luger ルガー拳銃
RGD-33 Stick Grenage RGD-33 棒付手榴弾

独軍

MP40 MP40 短機関銃
MP44 MP44 突撃銃
Kar98k Kar98k 小銃
FG42 FG42 降下猟兵小銃
Panzerfaust パンツァーファウスト
Stielhandgrenade 棒付手榴弾

【舞台解説】

●ノルマンディー上陸作戦
正式名称オーバーロード作戦。約300万人の兵士がナチス・ドイツに支配された西ヨーロッパへ侵攻するためドーバー海峡を渡り、フランス・コタンタン半島のノルマンディーに上陸した。映画「プライベートライアン」でも有名な作戦である。一般に映画の印象などから血みどろの戦いになったと思われている節があるが、実際にはオマハ・ビーチ以外は少ない犠牲で上陸を成功させている。逆にオマハ・ビーチは最悪の戦況で、特殊装甲車両の装備が貧弱だった上に敵が厳しい防衛線を引いており、雨のように降り注ぐ弾丸でほぼ全ての兵士が死亡、または負傷を負い、死傷者の数は4000名以上にもなった。

●ペガサスブリッジ攻防戦
これはノルマンディー上陸作戦の下準備として計画された作戦で、トンガ作戦と呼ばれた。ノルマンディー上陸作戦を成功させるために重要なペガサス橋(ベヌーヴィル橋)とホルサ橋(ランヴィル橋)を確保するために、イギリスの空挺部隊がグライダーで強行着陸を成功させ、ドイツ軍を奇襲。この強行着陸に気づかなかったドイツ軍は不意打ちを食らい、その後ペガサス橋では戦いになったものの、連合側がそのまま制圧することに成功した(ホルサ橋は損失なく確保された)。ゲーム中ではこの空襲から、迫りくるドイツ兵を撃退して橋を守りきる場面を体験することになる。

●スターリングラード攻防戦
スターリングラードにおけるドイツ軍とソ連軍の市街戦で、史上最大の野戦と呼ばれている。一見ドイツ軍が有利に見られたこの戦いは、ソ連軍が市民も交えて徹底抗戦して長期戦と化し、激しい消耗戦となる。建物などを巧みに利用し防衛を続けるソ連軍に対し、市街地ではドイツ得意の爆撃や戦車が力を発揮できず、最終的にドイツ軍の敗北に終わった。この戦いで激しい損失を味わったドイツはその後も劣勢になり続け、この戦いは歴史の転換点の一つになったと言われている。


【動作環境】

必要動作環境 推奨動作環境
OS Windows 98/Me/2000/XP -
CPU Pentium3 700MHz以上 -
RAM 128MB -
VRAM 32MB以上 -
HDD 1.8GB以上 -
DirectX 9.0b -
備考 グラフィックカードはハードウェアT&Lに対応したものが必須。サウンドカードはDirectX9.0bに対応した16ビットのものが必要。CD-ROMは8倍速以上。マルチプレイをする場合はインターネット環境必須。

追記:
推奨環境は特に書かれていないが、全体的に必要動作環境の倍くらいは欲しいところである。ただオプションで上から下まで細かい設定ができるので、低スペックのPCでも何とか動かすことはできそうだ。Read meによるとVRAMは32MBで低、64MBで中、128MBで高、256MBで最高の設定にできると書かれている。確かにGeforce 6600GTでも死体の数などを最高設定にすると重くなる。ただオプションで選択できる高と最高の違いはそれほどないので、128MBあれば十分といえるだろう。


【パッケージ】

数年前のゲームだが入手はいくらでもできるというほどメジャーなゲーム。パッケージ販売の他にも現在はSteamによるダウンロード販売も行われている(マルチプレイの互換性は有り)。またCoD, CoD:UO, CoD2がセットになった「War Chest」というセットパッケージも発売されている。

キッズステーションより、拡張版を含め完全日本語版が発売中。日本語は字幕のみ表示可能で音声は英語。通常パッケージ版だけでなく、拡張パックをセットで販売する「デラックスエディション」の日本語版も出ている。また2006年4月よりラッセルから「コール オブ デューティー 1 日本語版 ベストプライス」が発売され、価格はオープン価格となっている。2006年5月現在ではこのベストプライス版の入手が比較的容易である。

メディアはCD版が2枚組み、DVD版が1枚。日本語版はCD版となる。キッズステーション版の日本語マニュアルは45ページ(クレジットを抜かすと33ページ)。ただし現在発売されているラッセル版は内容が異なる可能性がある。未確認。


【修正パッチ】

現在v1.5までリリースされている。CoDはシングルとマルチが分離しており、シングルはv1.3、マルチはv1.5が最終バージョンとなっている。なお修正パッチは各言語のバージョンに対応しているため、英語版パッチを日本語版に適用可能である。


【パッケージ裏】

世界を変えた戦争。
戦友と共に戦え。

ノルマンディ上陸作戦やスターリングラード攻防戦、
ベルリン攻防戦など、第二次世界大戦を決した
死闘を戦い抜け。

●史実に基づいた交戦。分隊の一員として行動し、ドイツ軍を撃退せよ。
●シングルプレイヤー用として、計24個のミッションで構成された4キャンペーンを用意。
さらに、マルチプレイヤーでは連合軍または枢軸軍によるチーム対戦が可能。
●超リアルな戦場描写が戦闘体験を盛り上げる。度肝を抜く臨場感。


【リンク】

●体験版をプレイ(デモ1)
3D Gamers
4gamer.net
日本語公式サイト

●体験版をプレイ(デモ2)
3D Gamers
4gamer.net
日本語公式サイト


●取り扱っている通販店(2006.04.18)
Amazon.co.jp
ENSOF LIMITED
GAMES INN
GDEX
パソコンソフト ラッセル
【WIN】コールオブデューティデラックス
コールオブデューティ デラックス

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Call of Duty (C) 2003 Activision, Inc. Activision is a registered trademark and Call of Duty is a trademark of Activision, Inc. and its affiliates. All rights reserved. Developed by Infinity Ward, Inc.